どこかにマイル第3段は青森!9月のシルバーウィーク1週間ワーケーションです。
お目当ては、恐山、仏が浦と大間でまぐろ!
その中でも一番のお目当てが仏が浦!
だけど船でのアクセスとなるとお天気が悪いと心配がつきもの。
というわけで、今回は下北半島を諦め弘前でもう一泊・・・・と行きたいところだったのだけど、なんと延泊料金がびっくりの(確か)1.5万円くらい!(だったと思う)
さすがにこれは 予算的においそれと延泊はできない(> <
というわけで近隣の五所川原でお泊りすることに。なんとか一泊6千円でほっ。
鶴亀屋食堂
大間まで行けないのならとやってきたのは、浅虫温泉の鶴亀屋食堂。
混むだろうからと開店時間に合わせてやってきた!
おうっ。なかなかの混雑。名前を書いたら車で待ってる人もいれば列に並んでいる人もいるといった具合で全体像がわからない・・・(土曜朝)
思いのほか回転がはやくて20分ほどまって席に通してもらえた。
小でもメガ丼級のボリューム!
お酒飲みながら、2-3人でつまむ量だよなぁ(^^;;
ミニにするべきだったな(^^;;
八甲田山雪中行軍遭難資料館
はちきれんばかりのお腹をかかえて、このまま宿に向かうのはなんだな、ということで、気の赴くまま車を走らせてたら、気になる標識を発見。
八甲田山雪中行軍遭難資料館へ行って参りました。
明治35年1月に起きた陸軍歩兵第五聯隊の雪中行軍遭難事件に関する資料館です。
前回、八甲田山にロープウェイで登った時には頂上は冠雪していて、この遭難事件というか事故に思いを馳せたのだけど、資料館を拝見させていただいて大きな思い違いをしていたことを知った。
そんな天候が悪い日に何をやってるんだ、愚かな行軍だ!なんて思っていたのだけど、確かに準備不足の面も多々あったけど、ロシアが上陸してきた際に平地を移動できない場合の緊急的な移動の演習であったと考えるならば、天候が悪かろうが準備が整ってなかろうが行軍決行という側面もあったのかなぁ、とも想像してみたり。
雪が降る地域で育った私には、天候が悪い冬山で野宿をするなど想像をするだに恐ろしいことで、遠いところの話ではなく身近な出来事のような気持ちになって、かなり息苦しくなってた。
勉強になる資料館だったので、お時間があればおすすめしたい。
亡くなった方の墓標が静かにたたずんでいる。
高倉健主演の「八甲田山」はオンデマンドでは放映されていないようなので、リマスターブルーレイを購入しようかどうか思案中。
その前にと、原作の新田次郎「八甲田山死の彷徨」を読んでみようと購入してみたけれど、最後まで読み進められるだろうか。胸が痛すぎる。
※追記:読み終わりました! 弘前からの隊と青森からの隊の2つがあって、弘前は行軍を成功させているというのはこの資料館で知りました。小説は遭難してしまった青森隊にフォーカスしているのかと思いきや弘前隊のことも半分を割いて綴ってあって、嬉しいオドロキ。だけどそれがまた遭難した隊との対比となって、結末がわかっているだけにドキドキが止まらない・・・
途中に吹雪の合間に青森の列車の灯りが見える、海が見えるなどの描写があった時は、思わず2020年に八甲田山頂からみたこの景色を思い浮かべたわ。
地図を見ながら、自分がドライブした風景を思い出しながら、雪に覆われ視界ゼロの様を思い浮かべながら、まるで自分の身に起こったことの様に感じて読み終えました。
ただの霧(朝靄)でさえこんな視界・・・
結果はもちろん悲惨なものなので暗澹たる気持ちではあるものの、読んでよかった!
・・・そしてやはり旅とはいいなと思ったのでした。
興味があるからその土地を訪れる、というのが普通だと思うけど、フラっと立ち寄ったところで想定していなかった感銘を受け、調べ始めたり本を読んで再訪したいと思う。
新しいことに出会う!
これこそ旅の醍醐味だなぁと改めて感じたのであります。
その後八甲田山に向けて車を走らせるも、夕方にさしかかり雨も降ってきて車通りもないものだから、資料館を見た後というのもあって心細さMAX (> <
急ぎ五所川原のお宿まで車を走らせたのでした。
さぁ、明日は最終日!