2020年秋の道東旅行記はこちらからどうぞ♪ 202010道東
これまでの旅の様子はこちらからどうぞ♬
今回の釧路旅行の目的は、釧路湿原と北海シマエビ漁♬
北海シマエビ漁は、夏と秋のそれぞれ2週間くらいの短い期間しか解禁されてません。
大好きな北海シマエビ。もしかして解禁されているときに行けばお刺身も食べられるのかなとおもいこの漁の期間にあたるだろうことを想定して旅行日程を決めました。
そして狙い通りちょうど旅行期間と重なった!
だけど天候の問題もあって、船はでてない日が続いていたんだけど、ようやく訪ねる前日に船がでたとのニュースが!おぉ、これは船が見られるかしら?
野付半島
もうこの形だけで行ってみたくなるでしょ?
長年海から運ばれた砂が堆積してできた地形なんだとか。
国有林の中でみられないみたいだけど7世紀ごろから13世紀の居住跡もあるんですって。(オンニクル遺跡)
半島の先端部には入れないのだけどキラクという幻の街や、野付通行屋の街があり船の中継地になっていたとのこと。この地形がゆえに豊かな漁場ができ、交易もあり、人々の生活が営まれていたんだなぁ。
海の向こう国後島。
ネイチャーセンターに向かう道の様子。
そもそも土地の幅が目に見えている幅しかないのに、家(住んでるのかな?)もあるなんてすごい・・・
ネイチャーセンター到着。
結構大きい施設でレストランもあるの。
外海側を臨むと国後島が見える!
あそこにロシアの方々がすんでいるとは・・・約20㎞海が隔てているとはいえ肉眼でみえるんですもの心情的には陸続きと変わらない。。。
地理的には完全に日本・・・
だけど実効支配もこれだけ長く続くと、1万人以上の方が住んでるのだし返還と言っても容易ではなくなるよね。いろいろかんがえさせられるわ。。
君はあずかり知らぬことかね。
このエゾシカさん、どんどん海に入っていくのよ!
そして見えなくなった・・・
シカって泳ぐのか~! すごい!
何頭くらいいるのかしら。
君たちの楽園だね。
このネイチャーセンターからトドワラまで歩くと往復1hくらいかかるので、ここはトラクターバスを利用。 (お花が咲いている季節なら歩きたいけど)
トラクター貸し切り笑
トラクターのおじちゃんが キツネがいるよ!と教えてくれました。
そしてトドワラに着きました。トドマツ林の原っぱという意味らしいです。
私たちのためにトラクターがまっているので、急ぎ足でトドワラの先端までいかねば。
整備された遊歩道を進みます。枯れた海藻なのかなが波で打ち寄せられ、波のように見える!
枯山水のお庭をみてるみたい。
とおーーーくに立ち枯れたトドマツが見えてます。
江戸時代の中頃まで原生林があったのだけど年々進む地盤沈下や風化でトドマツが枯れ、枯れたトドマツの林になったみたい。だけど更に進む地盤沈下や風化で、もう数えるほどしか残ってないんですって。
そんなトドワラの成り立ちをしると、最果て感が増すなぁ。
だってもうこの数えるほどしか残っていない立ち枯れた木々も、倒れ波にさらわれ・・・で見れなくなる日がくるんだものね。。
時間の関係で桟橋まではいけなかったけど時間があったら怖いけど行ってみたいな。
トドワラからみたネイチャーセンター。その向こうは国後島だね。
トドワラはトドマツの立ち枯れた林だけど、ミズナラの枯れたナナワラも道路沿いからみられます。
トドワラも以前は奥の森ようだったのが、手前のような枯れた林となり、今は数えるほどしか残っていない。
年々砂の流出が多くなり、温暖化の影響で海面もあがっているとのこと。
天候によっては道路が通行止めになることもあるらしく、将来分断され、半島でなくなる可能性も危惧されているのだとか。
なんか辛いな。見たものが消えていくというのは・・・
野生の生き物の楽園だなぁ。
この生き物たちにとっていつまでも安心して暮らせる土地でありますように。
食事処 白帆
野付半島から北海シマエビ漁の打瀬船がでてないかみていたけれど発見できずでした。
後から、尾岱沼の道の駅や先ほどのネイチャーセンターにもレストランがあることを知ったのだけど、それ以外はなかなかお食事処がなくて💦
というわけで唯一見つけられた白帆さんへ。
北海シマエビのお刺身ありますか?とお聞きしたところ刺身定食でおだししているとのことでお刺身定食と、茹でた北海シマエビを注文。
やっぱり北海シマエビ最高! (あえて昨日獲れたものかは聞いてない・・・笑
そしてこちらがお刺身定食。
あまりにも良く見せよう感がなくて、潔い笑
そしてこちらが北海シマエビのお刺身。
「うわぁぁぁぁ甘い~美味しい~」
という言葉を準備していたのだけど、ん?普通だった笑
結論:北海シマエビはゆでるに限る!?(個人の感想です)
美しい北海道の大自然
やっと紬ただした”牧歌的”というびったりワード。
野付半島から戻る途中に走り抜けたその光景はまさに牧歌的。
こんな道を走っていたら
ふいに前方に丘が見えて
その世界に飛び込んじゃって
一人身もだえる。笑
同行者かめさんは北海道の人なので、普通の景色と一蹴するけれど、いや普通じゃないんだよと言いたい。
そうそう丘はないのだよ、本州には。(思い込み入ってます)
だいたい山か平地か整地されてるか、家が建ってるんだよ。
きゅーーーん! 丘陵LOVE! 牧歌的景色LOVE!
冷ややかな目でみられながらも萌えロードは続く。
萌え萌えしている間に鶴居村のサンクチュアリでもみられなかった たんちょうのデート現場も激写。
群れからはなれてデートとは、さてはお忍びだったな!(^^
3組目はまだ2人の距離は遠くカメラに2羽ともおさまらなかったけど笑
コッタロ湿原展望台
野付半島をはやめに切り上げてでも行きたかったのは、そう釧路湿原。
だって昨日のほんの1時間程度の滞在じゃあまりにも悲しすぎる(T_T
釧路湿原に帰ってきたどーーーー! こちらコッタロ湿原展望台。
本当はもう一段高台まで登れるのだけど私はここでギブアップ。
というわけでギブアップした私の代わりに、てっぺんまで動画撮影というお遣いをお願いしました笑
体力のなさ(体の重さが・・・)うらめしい!
このあと、このまま湿原の東側へ抜けて④細岡展望台へ向かう算段が、通行止めによりもろくも崩れさりまたもやの大回り(^^;;
釧路湿原の夕陽
というわけでぐるっと回って細岡展望台に着いた頃にはすでに日も傾き始めていました。
やっと湿原を流れる釧路川に出会えた!
いつかカヌー?カヤック?で川遊びもしてみたいなぁ。
車をとめて展望台まで歩きます。
釧路湿原駅からここまであがってくるのは結構大変そう💦
でも、車で入れないところを走る電車旅は魅力的!
ぜひいつか くしろ湿原ノロッコ号に乗ってみたい! 川湯温泉一泊して戻ってくるのもいいな♬
お、展望台だ!
これです!日本最大の湿原です!
だってこの風景はずっとずっと昔からかわらないわけでしょ?
2000年、1000年前に人類が見ていた景色とかわらないんだもの。感慨深い!
スロヴェニアで見たユリアンアルプスの峰々や、カナダで見たロッキーも素晴らしかったけど、この静かに長い時間を刻んでいる穏やかな湿原の様子には胸をうたれました。
いつまでも守りたい、いつまでも残したいと思う光景でした。
そろそろ空港へ向かわねば、そう思った時、
そこには金色の野がありました。
胸が、ぎゅっとぎゅっと締め付けられる光景でした。
この旅は素晴らしい道東の自然に触れられて本当に良い旅だったなぁ。
ありがとう道東。今度は緑の季節に会いに来るね!
9カ月ぶりの飛行機旅、お付き合いいただきありがとうございました ~♬
8か月ぶりの空の旅は、Air Doで北の大地へ!
— うき✈たん@断捨離中 (@koyukizou) October 25, 2020
はじめての釧路!なんと満席!
釧路ってシーズンなんだっけか?#秋の道東旅行 pic.twitter.com/YXm7mZN2os