はじめての海外出張でドイツ・ミュンヘン。英語もろくに話せない上に、ドイツ語も聞いたこともなくて不安いっぱい。幸い日本から何人が一緒だったから良かったものの。
平日は海外出張中も真夜中まで仕事。雪の中、寒い中をとぼとぼとホテルまで帰る毎日。
この頃、クリスマス休暇で現地の人達はほとんど休み。でも日本人は仕事・・・
ミュンヘンはとてもきれいな街。貧困層があまりいないようで、おおむね英語も通じるし治安も悪くない。
ミュンヘンのシンボル市庁舎は、宮殿のようで、役所とは思えない。
塔には「しかけ時計」もあって、一日何回か人形がくるくるとまわる。
もう一つのシンボル、フラウエン教会は、高い二つの塔が特徴。
教会の鐘の音があちこちから聞こえだすと、しみじみヨーロッパだなぁ、とおもった。
あの鐘の音は荘厳だよね。
川好きの私にはたまらない清流イザール川。水の透明度は抜群。
たたずんでいたい美しさだけど・・・今は冬。凍死します。
これぞドイツ料理の典型。ソーセージとザワークラウト、マッシュポテト。
マッシュポテトの代わりに、ダンプリングというじゃがいものお団子も選ぶ事ができる。
私は、このダンプリング、嫌いじゃない。でも同僚には不興。
ドイツ料理は、総じて「塩っ辛い」。
現地の人にきくと、塩っ辛いからビールをたくさん飲むんだ!と言っていたけど、ビールをたくさん飲むから辛いというのも成り立ち・・・つまり・・ビールをたくさん飲みたいって事よね。
ドイツの街並みは、どの街もおとぎばなしの世界。
空襲で焼けたものを元のように再建するというのは、便利、機能性にはしりがちな中で、
歴史を、街並みを守ろうという、国民の思いの強さを感じる。
毎朝、掃除のおじちゃん達が道路の掃除をしてたりする。ボランティアか、行政が行っているのかわからないけど、何かの団体であることは間違いない。
こんなところからも街を美しく保とうという思いのたけが伝わってくる。