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おひとりゆる旅 ワシントンDC & NY Vol.4 スティーブンF.ウドヴァーヘイジーセンター

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ティーブンF.ウドヴァーヘイジーセンター

さぁ、今日はこの度最大の見どころ、スミソニアン協会の運営する国立航空宇宙博物館 別館のスティーブンF.ウドヴァーヘイジーセンターへ遠足です! 

National Air and Space Museum Steven F. Udvar-Hazy Center

 

ワシントンD.C.近郊には、ワシントンダレス国際空港と、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港の二つがあります。

日本からのユナイテッド、ANAの直行便は、ワシントンダレス国際空港に到着するのですが、そのすぐ横にこの博物館があります。

 

国立航空宇宙博物館本館はワシントンD.C.中心部にあります。(入場時間枠の予約が必要)

限られた時間の中での観光なので最初は市内の本館のみ訪れようとおもったのだけど、またD.C.まで来れるかどうかわからないし観たい展示もあったので、片道1.5時間くらいかかるけれど足をのばすことを決意! 

日本からの直行便で着くなら、フライトの前後に訪れるのが一番効率がいいと思います♪

 

10時からの開館に合わせて、早起きして行ってきます!

この日は平日。朝8時前のEastern Market駅の様子。ワシントンD.C.で働く人たちの朝は早いのか遅めなのかわからないけど、出勤時間の混雑には巻き込まれないように少し早めに出発。

駅が綺麗!

それもそのはず?ワシントンD.C.の地下鉄の開業はわりと新しい部類の1976年。

 

1863年 ロンドン

1896年 ブダペスト(初電化地下鉄)

1904年 ニューヨーク 

1915年 東京 

 

都市計画に基づいているんだろうなぁ。駅のデザインはほぼ同じ、上り下りともにエスカレーターあり(エレベーターも)ですごく楽~

 

市内からワシントンダレス国際空港方面に向かう私は、おそらく混雑とは反対方面で電車はガラガラ(^^;; 

NYでガラガラの車両だとめちゃくちゃ緊張するけど、ここでは不安に感じることはなかったなぁ。

ということで博物館最寄りのイノベーションセンター駅に到着。

この駅のまわりにはなーんにもありませんっ。

しかもバスは一時間に一本ほどなので、くれぐれも計画的に!

(空港が近いからUber呼べばすぐにきてくれそうな気もするけど)

 

というわけで10時開館前 9時半頃に到着!

さすが空港横なだけあって、飛行機がばんばん降りてくるのが見れたので、待ち時間も楽しめたわ~

さぁ開館!

うわおおおおおおお

でーーーーーっかい格納庫に飛行機がっぱい!

 

 

まずは人の少ない時間帯にみたい機体があるので、そちらへ急ぐ。

そう、あの機体を目指す。

白黒の写真、機体の名前、そしてそれがもたらしたこと。それくらいの情報しか持ってなかった。

憎しみというのかなんというのかどす黒い感情に襲われるんだろうと思ってた・・・・けど。

機体が近づいてきて、

「なんて美しい機体なんだ」

と思ってしまった自分に罪悪感をいだく。

あの銀のボディの機体・・・

 

そう、広島に原子爆弾を投下したB-29爆撃機エノラ・ゲイ

日本にとっては忌まわしい存在なのに・・・

 

でもこのコックピットを見ていると、

ここに乗っていた乗組員の顔が浮かんでくる。

日本を目指してくる彼ら、爆弾投下位置を見定めている彼ら。

そして彼らが原爆を落とし、爆発を見た時の気持ち、原爆のもたらした惨状を知った時の彼らの気持ち、ううん、もしかすると時間がたってからの方が苦しい思いをしたかもしれない。

いろんな感情がわぁぁぁぁっと押し寄せてきて泣けてきた。

この機体や乗組員が悪なのではない・・・

 

隣を通り過ぎた人たちは、そんな私をどんな目でみていたのだろうか。

 

 

ヒロイズムのない機体の事実のみを記載したパネルに好感をいただいた。

ここは航空宇宙博物館だもの。この機体がもたらしたもので、機体そのものを語るべきではないなぁ、と。

 

でも・・
エノラ・ゲイの翼の下に並べられた日本の機体を見てしまうと、いやでも戦勝国と敗戦国の構図のようで無言の圧力を感じる。まるで組み敷かれているような・・・

紫電改晴嵐橘花、屠龍など。

 

”Baka Bomb”って文字をみかけたから桜花も展示されてたと思うんだけど、なぜか写真が残ってない(> <  この時はメンテナンス中だったのかな。

 

リパブリック社 サンダーボルト。火傷するぜといわんばかりの塗装・・・いや感電か。それにしてもアメリカの機体はなぜにギンギラギンなのかしら。

これらの日本機の向かいには、ドイツ機のエリア。

かぎ十字のマークをみるだけで禍々しい、胸が痛い。

だけど飛行機はカッコいいんだな。。。

カーチス・ライトのヘルダイバー。機体の色合いがかっこいい♪

翼のパンチングがすごい!


※このエリアは第二次世界大戦の航空機エリアで、機体説明と切り離して航空機年表のようなものはあります。

さぁ、第二次世界大戦エリアを離れるぞ。

ここからは商業航空機のエリアだ。 華やか~

一番奥からみると、どれだけ大きな格納庫かわかる!この中におおよそ200の航空機がおさめられているらしい。

 

まずはコンコルド!いつかは乗ってみたいと思っていたけど2003年に運行終了。

超音速の世界ってどんななんだろう。

普通の飛行機のデザインと違って、お腹はぺったんこ。まるで戦後の戦闘機って感じ。

こちらは1983年初飛行のボーイング307のPANAM機!これも銀色の機体が美しい!

お次はみんな大好きルフトハンザ!

この なみなみとしたシルバーのボディは まるでRIMOWA

翼ペラペラ~ こんなのが飛ぶなんて・・・って思ったけど、

考えてみれば元は さらにペラペラか・・・。飛ぶってすごいなぁ

 

1954年に初飛行のボーイング367-80。。ここからジェット機時代に突入。

もうこれは今の飛行機の形ね

 

奥にはレストアルームもあり。こういう現場が見られるのって面白い(^^



さぁ・・・お次は宇宙へ参ります!

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

スペースシャトルだぁ!

この子はディスカバリー

 

1988年の初打ち上げ以来、2011年にいたるまで39回のミッションをこなした百戦錬磨の機体。

最後のミッション時の状態(可能な限り)らしい。


スペースシャトルの表面って、もっと つるっとしてるかと思ったけど、宇宙服の素材っぽいものがパッチワークみたいに貼ってある!

一応、前方やお腹部分は黒いタイルに覆われてる。この部分は大気圏突入時のすっごい高熱に耐えうる素材なんだとか。

真っ黒のタイルはまだ大気圏未経験らしい。

何度も大気圏突入がんばったんだねぇ。ミッションお疲れ様でした。


きゅっと上がったお尻が魅力的。 

でもこちら側に立つのは、発射台の様子が脳裏にうかんでちょっと怖い(^^;;

テレビの中の出来事だったスペースシャトルの話題が現実のことだったんだなぁと思い知る。

スペースシャトルの他にも、マーズパスファインダーとか、脱出用のポッドだったり、衛星だったり、小さいもの大きいものいろいろな展示があって楽しかった!


ここまで見て回って約3時間。

お腹がすいたので施設内唯一のレストラン シェイクシャックへ。 従業員の方も利用してる。

レモネード $4.9, ハンバーガー$8.95

シェイクシャック美味しいなぁ。チーズと、パテがたまらない。


混んでる時には、こんなチョイスもあり。

シェイクシャックカウンターと反対側にありました。

ミュージアムショップには、スヌーピーやキティちゃん宇宙飛行士お土産もあって、面白かった!

 

 

ミュージアムショップでみたこのTシャツ。

「FIALURE IS NOT AN OPTION」 = 失敗は許されない 

今携わっているプロジェクトに通じるな。。。買えばよかったか。


宇宙飛行士ピアスと、NASAピンバッチをお土産に買いました♪



もう半分の区画には、朝鮮戦争、冷戦時代、そして近代のエリアがあったんだけど、こちらはスキップ。新しめの機体は、他のところで見たことがあるし、見られると思うし(たぶん)

 

最後は、ロッキード SR-71 ブラックバード

トップガン マーヴェリックで、 マッハ10にトライした戦闘機は架空とのことだけど、雰囲気はそっくり!

脳内でトップガンのサントラが流れまくってる!

 

昼食時間もあわせて4時間の滞在時間だったけど、休み休みみてまわったので健脚の方なら私が見なかったエリアも含めて3時間以下でみてまわれるのではないかしら。

最初は遠いしなぁ・・と悩んだけれど、逆に他のどこにもいかなくても ここは行くべき!と思うほど良い博物館でした。

ワシントンD.C.からは少し距離があるので車が利用できればベストだと思うけど、電車&バスでのアクセスもできるし、一人じゃなければUber利用もリーズナブルじゃないかな。なにせこの博物館は入場無料だもの。

※ワシントンダレス国際空港からもバスがでています。

 

さぁワシントンD.C.に戻るわよ~ヾ(*´∀`*)ノ


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