ミャンマー全旅行記はこちらからどうぞ♪ 201802ミャンマー&香港旅行
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私はきたぞーバガン!
※腰痛の限界検証旅行をしているわけですが・・執筆現在腰痛発症中💦腰痛とは長い付き合いになりそうです、トホホ。
ホテルへ
飛行機はオール沖どめ、空港も平屋の小さな地方空港、それがニャウンウー空港です。
空港で遺跡の見学料を払います。主要な寺院ではチェックが入るので携帯しましょう。
5日間チケットで20USドルでした。
旅のおともだちハーバートくんとは、ホテルが同じあたりなら一緒にタクシーで向かえばいいね、って話してたのですが、かなり離れたエリアだったので、彼のホテルによりつつ私のホテルまで向かうことに。
空港前でタクシーを拾うと高いからと、幹道まで出て拾おうということになったんだけど車はこず、通りすがりのトゥクトゥクに乗ることになったはいいけど、足元をみられ空港前でひろうのと変わらない額に。
それでもかなりハーバートくんが交渉という名の半ば脅しのような感じでの値段交渉で、少々怖い思いをしました。あなたがトゥクトゥク降りたあと、私一人なんですけどね(^^;;
結局、トゥクトゥクのあんちゃんには、さっきはすまんかったねと言って1ドル多めに渡してばいばいしたのでありました。
そう1ドル!
万能通貨USドル
バガンの空港についた際両替をしようかと思ったのですが、ドルが通用すること、2日しか滞在しないことを考えて両替せずドルで乗り切ることにしました。
成田空港の両替ではヤンゴンに行くということで1ドル札でたくさん両替していただいたので本当によかったです。
ちゃんとしたレストランやホテルではクレジットカードも使えますが、Eバイクとか屋台などは現金オンリーです。
結局ミャンマー滞在中はすべてUSドルで乗り切りました。
実はヤンゴン空港のATMでお金が下せなかったクレジットカード2枚はキャッシング不可にしていたという間抜けな話だったのですが、残り1枚が使えなかった理由は今もって不明。海外では何があるかわかりません。クレジットカードが使えない場合も考えて必ず現金は持っていきましょうね。
是非、びーすりー (id:B737-800_2K)さまの記事もご参考になさってください!
バガン ホテル リバー ビュー Bagan Hotel River View
ホテルへの道すがらたくさんの遺跡が見えてだんだん気持ちも高ぶってきます。
はやる気持ちをおさえまずはホテルへ。
今回選んだホテルは、オールドバガン地区にあるバガン ホテル リバー ビュー Bagan Hotel River View。
安いお宿に泊まるという選択もあったのですが、一人旅は気を張っているということもあり宿だけは安心して過ごしたたくバガンでは中級~高級に属するホテルをチョイスしました。
朝9時前の到着でしたがアーリーチェックインをさせていただけてラッキー!
ホテルの部屋自体は古さを感じるものの清潔でした。でも願わくば水回りの改装はしてほしいかなぁ。
もっと観光地化すると変わってくるのかもしれませんね。
ホテルの敷地内にはパゴダもありイラワジ川ものぞめ、すでに観光が始まってるようです。
さぁ最後の懸案事項Eバイクに挑戦です!
Eバイク
ホテルの前にはEバイクのレンタル屋さんがありました。18時までの返却で7ドル。
「私乗ったことないけど大丈夫かな」
と心配する私に、
「練習してから行けばいいから、大丈夫」
と、レンタル屋のお姉さまのマンツーマンレッスン開始。
スクーターに乗ったことない私は、手でアクセルを操作する感覚、加減が分からず、ぶいーんとしちゃったり、なかなか発進できなかったりと、悪戦苦闘の末OKをいただき旅にでることに。10分くらいのレッスンだったかな。
最後に
「スローリー、スローリー」
とお姉さんに念を押され出発! (念のためヘルメット着用)
貸していただいたスクーターは、まるで仮面ライダー(^^
さぁ、行ってきまーす♪
※スクーターが走り出したら足を乗せないとだめなんですけど、この足乗せが何気に難儀でありました。どんだけ腹筋ないんだか(-_-;;
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さてどこ行こう?
ぶーん、っと、いや、そろそろ―っとEバイクを走らせ・・・・
はっ、どこへ行けばいいんだ!
というわけで発進して100mほど進んだところで一時停止。
そこには素敵なパゴダがありました。レンガ造りこの雰囲気は、アンコールワットの雰囲気と似ています。
中を覗くとそこには仏像が。ここバガンでは、寺院のような大きなものだけでなく小さなパゴダにも仏像があり、今も住民の方々の信仰の場所として生きているんだな、と強く感じました。
というわけで地図を見てみましょう。主要なスポットは赤枠あたりに点在しています。
この後走り出してみるとわかるのですが、もうどっちを向いてもパゴダ、パゴダ、パゴダ!で今自分がどこにいるのかいまいちよくわからなくなってくるんです。
自由気ままにEバイクや自転車でまわるもよし、車や馬車をチャーターして主要スポットをカバーしてもよし、いろいろなめぐり方がありそうです。(^^
一人旅の私は体力的に自転車は無理だなと思ったのでEバイク一択でした(^^
ブー・パヤー
まずはホテルからほど近いブー・パヤーへ。
寺院の前には屋台が並んでおりこれから行く寺院前もこんな感じなのかなぁと思ったのですが、他の寺院前はお土産屋さんが多く食べるものはほとんどありませんでした。
もしかしたら朝市のような感じだったのでしょうか。
ほっこり。
寺院内は、靴、靴下も厳禁。裸足で寺院内に入ります。ひんやり気持ちいい(^^
若い女の子もお祈り、修学旅行とおぼしき若い男の子たちもお祈り。
老若男女問わずミャンマーの方々の信仰心の厚さを感じました。
奥に見える大き目のボートはマンダレーからの船かな。
時間があれば上流のマンダレーから船でアクセスしたかったなぁ。
私、川好きなのです。川沿いには人が集まり栄え文明ができ・・・と思うと想像を掻き立てられるんですよね。ロマンです(^^
そしてこれがブー・パヤー。
1975年の地震で粉々になったとのことで、この仏塔は復元されたものです。
真っ青な空にきんぴかの仏塔。
美しいけど、私がバガンまで来てみたかったのはこれじゃないっ。
マハーボディ・パヤー
こちらの寺院前では、このピューピューちゃんに待ち伏せされてました(^^
暖かいね~、日本は寒かったよ~なんて話をしていたら
「友達になったからタナカ塗ってあげる」
とのこと。タナカとはこのほっぺに塗っている土色のペーストのこと。
お金ないからさ、と断るも、なかば強引に引きずり込まれ塗ってもらうことになっちゃいました。まぁ、いっか~。
タナカは、このタナカの木から作られているんですよ~。
タナカをお土産にどうだと強く勧められたのだけど、いや、日本ではだれも着けないからいらないよと断り、ロンジーを購入しました。値切って10ドル。はっきり言って私は交渉力皆無です(^^
このお寺は塔の側面にたくさんの仏像がおさめられています。
装飾はアンコールワットのものと似ているところは多々あるんですけど、その繊細さ、緻密さは及ばずちょっと残念。
仏様も、荘厳な感じというよりはどこか生を感じるなまめかしさがあって・・・
ちょっと怖いな・・・それがバガンの仏像の印象で、この後もその感情は大きくなる一方でした。
寺院からでてくると、ピューピューちゃんがお友達になったからと腕輪をくれました(^^ きっとわりと高い値段でロンジーかったんだろうななんて苦笑いしつつ次の遺跡へレッツゴー。
シュエグーヂー寺院(おそらく)
すみません、犬ひきそうです(^^;;
ここはどこのお寺なんでしょう?おそらくシュエグーヂー寺院です。(違ったらごめんなさいっ)
2016年に発生した地震の影響で、ほとんどの寺院や遺跡は登れなくなってしまいました。なんでも崩れやすくなっているんだとか。
そんな中でこの寺院はのぼれましたので、おそらくシュエグーヂー寺院かと(^^;;
やはりバガンの絶景は高いところからみてこそ。急な狭い階段をのぼっていくと絶景に出会えました。
これがバガン!
あぁこれを見たかったのーーー!
ぽこぽこ。どっちむいてもぽこぽこ。
かなり長い時間、この絶景を楽しんでいました。
これらの仏塔は11~13世紀の建立でその数3000ともいわれてるんですって。
それはぽこぽこのはずですよね(^^
このぽこぽこのほとんどがレンガ造り。
全てがそうだったかどうかわかりませんが、もしかするとその昔はすべて白い漆喰で塗られていたんでしょうか。このレンガ色の遺跡群も美しいですけど、真っ白な遺跡群もそれはそれは美しい光景だったんだろうなぁと、また思いを馳せてしまいます(^^
寺院のまわりにはお土産物屋さんがたくさん。
その中でも三日月に座って釣りをしているオーナメントに心奪われちゃいましてお買い上げ。大小さまざま。なかなか風情があって気にいっちゃいました(^^
シュエサンドー・パヤー
寺院に入るとすぐに物売りの男の子が(^^;;
必要ないっていってもいろいろ案内しだすんですよね。で最後は絵葉書買ってと。
絵葉書(2ドル)はいらないから、案内してくれてありがとと1ドルを差し出すと、これまた不満げ。だったらいいわ~と立ち去ろうとすると、追いすがる・・・
こういうの、すごく疲れちゃうんですよね・・・貧しい国だから仕方がないのはわかってるんだけど、なかなかうまく対処できません。
緻密な装飾もところどころに・・・
Eバイクを走らせていると、ところどころに装飾の美しい遺跡にも出会えました。
カーラかな?ヒンズー教の影響を受けたアンコールワットの遺跡と似ています。
ここバガンではこのような装飾はみられないかなと思っていましたが出会えてよかった。こういった装飾は大きな寺院にはほとんど見られず、道端の小さなパコダでちらほら見られました。
アーナンダ寺院
最大の見どころと言われているアーナンダ寺院。
中には東西南北に4体の仏像があります。
でも先ほどから感じている違和感どおりやはり怖いんですよね・・
ここバガンでは、日本の中古車バスが結構走ってます。
何年前の車でしょう?ミャンマーの地で現役で走ってるのをみると嬉しいですね。
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Khaymingha 私の場所が見つかった!
ちょっと仏像に恐怖心を抱いてしまった私。物売りの子供たちにも疲れて、小さな誰もいない遺跡の間を中心にEバイクを走らせます。
Eバイクって電動なのですごく静かなんです。幹道から離れれば車のエンジン音も何も聞こえません。
誰もいないダートコースを静かに疾走していく・・・・
とても爽快で楽しくて楽して笑いながら疾走していました。
いろんなものを落としながら身軽に解き放たれていく、そんな感じです。
そして、ふらふら~と立ち寄ったこの遺跡は、私の心をすーーっと癒してくれました。
そしてこの奥に、私の場所が見つかったのです。
裏からもあのお寺(ティーロミィンロー寺院)に行けるな、とバイクを走らせ・・・
変わった装飾の建物を抜けると・・・
そこにはティーロミィンロー寺院。でもそれは特別なティーロミィンロー寺院。
誰もいない音もない
私だけの景色
あぁ、これを見に、感じに、私はここに来たんだと強く感じました。
このゆっくり流れる時間、素朴な世界、渇いた心がすーっと潤うような感覚。
ぽろぽろ涙が流れてきます。ずっとこの景色を見ていたかった。
ティーロミィンロー寺院
ひとひとりが通るような小道。バイクを走らせます。
裏側からの入口には誰もいません。でも表から入ると賑わいがありかなりのギャップです。表から入っていたら・・・・私はこの寺院のことはこれほどまでに印象深いところになっていなかっただろうなぁ。。。
シュエズィーゴォン・パヤー
この時点で、もうお寺自体に興味をなくしている私なのですが・・・メジャーどころだけはおさえておくか!とシュエズィーゴォン・パヤーへ!
お土産物やさんが参道?の両側にびっしりと並んでおり、つかまってはならぬとさささーっと通り過ぎます。
そしてであったキラッキラでピッカピカの寺院。いやぁ、すごい!
真っ青なお空に映えてとっても美しい!
だけど・・・私やっぱりこういうの好きじゃないな。って思っちゃったんです。ごめんなさい。なんだろう想像力が掻き立てられなくて・・・
タナカのコウカ
タナカってすごいかも。
このおかげで日焼けせずに済みました。タナカを塗ったところはひんやり効果もありなんですよ。
昼食へ MYA YA DA NAR
この時点でおそらく3時くらい、朝7時頃に機内食のパンを食べたっきりだったので、さすがにおなかペコペコ。これからのサンセットまで頑張らねば!と腹ごしらえです。
お昼をすぎちゃっていることもあり、どこのレストランも閑散としており人の入り具合を指標にお店を選べない状態。適当に入ったのですがなかなか美味しいお店でした。
選ぶ気力もなかったので、おすすめのミャンマーカレーセットを頼むことに。ミャンマーカレーはポピュラーフードなんですって。
そして出てきてびっくり!このボリューム! タイっぽい食事を想像していたのですがそうではなく、どちらかというと中華系のお味。
カレーはかなりオイリーだったけど美味しく、付け合わせはすべて辛い(^^
ご飯がとーーってもすすみました。
ちなみにジュースも2本飲んで合わせて6ドル・・・安い(^^
さぁ、サンセットはどこでみるといいかな?
お店のお姉さんに聞くと、スラマニ寺院近くの高台がいいとのこと。ノーアイデアだった私はそこへいくことに。
ちなみにこのお店のお姉さんはなまりの少ない英語でとても聞き取り安かったです。
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サンセット
もう寺院観光はいいや、って思っていたので、レストランのお姉さんおすすめのスポットへ。なるほど、ここは人工的に作られた高台なのですね。遺跡の一段一段高い階段を上らなくてよかったので私的にはラッキー。ここで夕暮れを待ちます。
時間の流れがゆるやかで、素朴で・・・この時間、空間が愛おしくて仕方がない。
陽が落ちるまでここにいたいっ。
でも、Eバイクにライトはついているものの、やはり暗い時間にEバイクを走らせるのは不安だったのでお先に失礼しました。振り返ってみるとすごい人(^^
ホテルに戻り、モヒートを飲みつつイラワジ川の夕景を楽しみました。
こういう風景がたまらなく好き。
川沿いで人の営みが何千年も続いてきたんだ、って感じるこの瞬間がたまらない。
おやすみバガン。また明日会おう!
旅の続きはこちらからどうぞ♬
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