
春のアイルランド・イギリス旅行記はこちらからどうぞ♪ 202504イギリス・アイルランド
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本日の第一目標は、「アイリッシュ・ブレックファスト」をいただくこと!
ということでホテルから徒歩で向かう。
街歩きはいつでも楽しい。疲れない足が欲しい~
こんなかわいい外観の建物をみちゃうとキュンとしちゃう。

かと思えば、こんなアーティステックなペイントのホテルも。

こちらは元銀行を改装したレストランらしい、その名もThe BANK。なかなか評判のよさそうなレストラン♪

Keoghs Cafe
そしてたどり着いたのがこちら、Keoghs Cafe。

アイリッシュ・ブレックファストをいただきます。13.5EUR。

どのパンもおいしそうで迷ってしまったけど、ここは初志貫徹。アイリッシュ・ブレックファストをカウンターで注文。番号札をもって席につきます。

オープン前に並んでいたので好きな席につけました。すてきな内装。かわいい!

やってきましたアイリッシュ・ブレックファスト!
アイルランドのものは、ブラッドプディング、ホワイトプディングがついているのが特徴みたい。(左の丸いもの)
私はブラッドソーセージ(ブラッドプディング)が好きなので、めっちゃ美味しくいただきました!

が、しかーし、小さいからといって侮ることなかれ。
このまるいプディングにはオートミールが入っているのでかなりおなかがふくれてくる・・・加えてソーセージ、ベーコンと盛りだくさんでお腹いーーっぱい!
パンもおいしく大満足の朝ごはん!
お店を出るころには店内は満席、大人気のカフェでした。おススメ♪

聖パトリック大聖堂
昨日はクライストチャーチ大聖堂。今日は聖パトリック大聖堂へ。
アイルランドで最大の教会とのこと。
バスに乗ってみたものの、いいルートがなくバスを降りてから結構歩くことに。
一部バスルートでも13分。徒歩でも16分。あまり変わらなかった・・・(私の場合、歩くと二倍の時間がかかるんだけどね)
いいのだ。街歩きするのだ。

路地の先に見える教会がかわいらしい。

バスを降りて少し歩くと、レンガ色の建物とまさかの馬車!
一気にタイムスリップしちゃう。

弧が美しい!インダストリアルな感じだけど曲線がつくと一気におしゃれデザインに見えちゃう。

お・・・大聖堂が見えてきた!この石色の教会が美しいなぁ。

この石のグレー色の教会って、アイルランド、UK独特なのかしら。
この素朴な感じがとても好き。

こちらはベンジャミン・ギネスの銅像。ギネスビールの創業者アーサー・ギネスのお孫さんで、この大聖堂の大規模修復に寄与したとのこと。

ギネス家はギネスビールの経営で巨万と富を築き、醸造だけでなく、政治家、金融、宗教家など活躍の場は広かったみたい。そしてもちろん、ギネス世界記録の”ギネス”。
歴史
「ギネスビール」を製造するアイルランドのギネス社の代表取締役だったヒュー・ビーバーが、仲間とアイルランドのウェックスフォードへ狩りに行った時、狩りの獲物のうちヨーロッパ一速く飛べる鳥はヨーロッパムナグロとライチョウのどちらかという議論になり、これになかなか結論が出なかったため、ビーバーがもしこういう事柄を集めて載せた本があれば評判になるのではないかと発想した。ロンドンで調査業務を行っていたノリス・マクワーターとロス・マクワーターに調査と出版が依頼され、1955年に「ギネスブック・オブ・レコーズ」の初版が発売され、その歴史が始まった
シンプルな疑問から歴史がはじまったのね~。何事もはじまりは案外シンプルだったりするのかも。
中に入って思わず声がでた!
なんて素敵な床タイルなの!!!

おとつい訪れたクライストチャーチ大聖堂の床タイルも素晴らしかったけど、こちらは一段明るいトーンで、見てるだけで元気がでちゃう。

なんて美しい模様なんだろう。。。ダブリンの代表的な二つの教会でこんな素敵なタイルに出会えるとはまったく想像しておらず、で大興奮!

しばらく椅子に座って、この美しい模様を眺めていたのであります。

加えてこのアイアンワーク!
こんな美しいヒーターって世の中にあるん???笑
加えて床の通風孔?の細工も美しくてねぇ。大興奮ですよ(^^

教会には、このような亡くなった人を悼む碑のようなものが壁だったり床にあったりするけれど、その気持ちがこんな美しいものを作らせ後世に残されているというのはすごいことだよなぁ。。。

クライストチャーチ大聖堂といい、聖パトリック大聖堂といい、厳かという言葉がぴったり。

みよ、この美しい天井を!

正面から眺めるのも圧巻だけど、私は斜めから見渡すのが結構好き。いろんな形状の柱やアーチがまとめて眺められるんだもの(^^

とても美しいステンドグラスの数々。




そしてやはりこのマジックモーメントは、何にも代えがたい!

お土産やさんをのぞいたら、可愛いミトンを発見。
30年以上前のよれよれの厚みのなくなったミトンを捨てられずずっとつかっていたのだけど、そろそろ。。。ねぇ。ということで購入!
お土産として飾るものもいいけれど、最近は使えるものが好み。トリニティカレッジではクローバーのピアスを買ったしね。
※後日談:古いミトンは使わなくなったけど捨てられてない・・・笑

外にでればお天気がよくて汗ばむほど!

教会前には、濃ゆい色の八重の桜なのかなぁ、ももなのかなぁ、ピンクの花木が美しかった!こんなところで休日を過ごしたいわ・・・

日本で公園というと、遊具があって、砂遊び場があって・・・と、子供向けのイメージだけど、海外の公園って大人が気軽に過ごせていいなぁ。彼らにとっては普通だろうけど、私にとってはすごく素敵で羨ましいわ。

ダブリン城
どんな短距離でも、ひと区間でもバスを乗りたいのだけど・・・ダブリンではバスの路線が私の回りたいところ、ルートに合わずだった。
いや、そもそも健脚ならすべて歩ける範囲に観光拠点が集まってるので、歩けよということなのだろう・・・たぶん。
私も歩けるなら歩きたいさ。いろんな建物見ながら歩くのは楽しいもん。
でも、聖パトリック大聖堂からダブリン城まで500mほどなので、これくらいなら私も歩ける。
赤レンガ色の建物はいいねぇ。
勝手なイメージですが、産業革命時代の庶民の暮らしをみているような気がしてタイムスリップした気分になる。

赤レンガでも、こんなタウンハウスは少しお金に余裕がある方がお住まいなのかな。などと勝手に妄想。

キラキラなところをまわる旅もいいけど、普通の暮らしもみてみたいよね。
日本の小さな町などに外国人観光客が訪れているのをみると、わかるよ、わかるよーその気持ち!って思ったりしてる(^^

そんなことを思っている間にダブリン城に到着!
ちなみに前知識ゼロだったので、丸い塔をみただけでテンションあがる!

こういうアーチ状のゲート越しの景色も風情があっていいよね。

お城へのゲートをくぐってみると、想像と違ってカラフルな建物。ちょっと北欧のかほり。石づくりの塔とのギャップが面白い。

ちょっとしたお庭や

芝生庭園?奥に見えるのはアートギャラリー。

まるでお城の城壁ね。
長くいるならこういう小さなアートギャラリーも面白そうなのだけど、やはり短期決戦となるとどうしても割愛せざるをえないのよね。残念。

1226年に建てられた通称レコードタワーと呼ばれる塔。これ以外の建物は比較的新しく18-19世紀にたてられたんだとか。

やっぱりこの石の色がかっこいいなぁ。

これが800年も前からたってるんだって思うとすごいよね。火事には強いかもだけど、日本だと地震があったら崩れてしまいそう。

外観をみただけで満足したのでお次へ参ります。
Bewley's Oriental Cafe
朝食がとってもボリューミーだったので、あまりお腹がすいていない(> <
そこでカフェでお茶をすることに。
なんでもない路地がいい!西洋の街はお店の看板が歩く人から見えるようになっていることが多いし、アイアンワークで美しい看板があるから楽しい。

George's Street Arcade。

なぜにこんなにヨーロッパに惹かれるんだろうなぁ。
語彙力がなくて自分の気持ちが表現しきれないんだけど・・・異国感。いやここは私にとっては確かに異国なんだけど。中世感?

あ!!
オーガナイズされていて、統一感のある街並みか。それが美しくみえるんだなぁ。
日本には統一感のある街並みって少ないもんね。
誰も自分のことを知らないところに身を置けてリラックスできるというのが一人旅の醍醐味のひとつだと思うけど、やはりアジアだとみたような景色の中にいてもいまいちそれが感じられない。
だけどヨーロッパでこういう風景をみると、心地よい孤独と自由を感じ、歴史を思って空想できたり、初めてこの景色を見た日本人にはどう映ったのかなと想像してみたりと一人遊びがはかどります(^^

こんな重厚なエントランスで入りづらいけど・・・中はショッピングモールらしい!
こういうギャップも面白いね。

ということで、私がやってきたのはこちら老舗のBewley's Oriental Cafe。
実はアイルランドは世界一の紅茶消費国らしい。

個人的には結構歩いて汗だく。温かい紅茶でティータイムといきたいところだけど、とても温かいものを飲める状態ではないのでレモネードをいただく。
かなり良心的なお値段。こちらユーロ圏です。

お店は一階、中二階、二階の構造でかなりの席数。

お腹は空いていないんだけど、どうしてもスコーンが食べたくて頼んでしまった(^^
そして大正解!
こちらのスコーンは外がガリザク、なかふんわり、小麦粉のかおりふがふがしちゃうタイプで美味しかったぁ。
そしてホイップされたたっぷりクロテッドクリームがうれしい。

雰囲気はおしゃれなカフェ、というよりも”老舗”の喫茶店といった雰囲気。
もちろんお食事もできるので、次回ダブリンにくる機会があれば食事をいただいてみたいな。

お土産に紅茶を購入~
すっかりリフレッシュできたので一旦ホテルに戻ります!

スコーンとレモネードで9.15ユーロでした~
街の中心グラフトンストリート。歩行者天国です。
イギリスのM&Sもシックな店構えで街に溶け込んでていい!

こんな光景に悶えてるって、ちょっと変態かも笑

こういった看板が街のいたるところにあるのだけど、目が悪いので、この看板を見るたびに
「Iが消えてるじゃーんプププ」「この街はトイレがたくさん整備されてるんだなぁ」
って思っていたんだけど・・・

プププなのはわたしやん! トイレちゃうやん!
「お貸しします」やん!
とやっと気が付いた昼下がりでございました。
アメリカだと「FOR RENT」だよね? イギリス英語の洗礼を受けたのであります。
トリニティカレッジを眺めながら・・・

アイルランド銀行を眺めながら・・・

ホテルに戻ってきた!
ホテル下のTESCOでもお土産紅茶を購入。

あのね。出発時点でこの荷物量だったんっすよ。すでに一都市目で荷物オーバー。サブバック出動です(^^;;
THE OLD STOREHOUSE
ホテルで少し休んだあと、ダブリン最後の夜はパブに繰り出すっ。
大合唱タイムになってからだと、お店にも入りにくいし注文もしにくいだろうから(何より混んでる・・・)と、6時頃にやってきた。
わぉ。いい雰囲気。

食事ができる席はすでに満席だったのだけど、一人だったのでカウンターでいいよと言ってもらい着席。ハイチェアはちょっと落ち着かないけど、ここなら人をかき分けてカウンターまでこなくても座ったままでお酒を頼めるし、振り返ればステージもみられるからテーブル席じゃなくてよかったかも。(食事ができるテーブル席はオーダーとりにきてくれる)
ビールが飲めるならかたっぱしから試すのだけど、飲めないのでアップルサイダーを注文。(後ほどオチあり)

シェパーズパイを頼んだはいいが、芋のダブルパンチにひるむ笑 (飲み物と合わせて33ユーロ)

ちょっと塩気が多いけど、そこは芋で中和するのだ!というわけで芋がはかどる笑
もうおなかいっぱいっ。
お隣の、女優さんか!と思うほどのほろ酔い美人さんに話しかけられるも、バリバリのイギリス英語&騒がしい店内でかなり聞きとりが難しい~(^^;;
イギリスから旦那さんとお二人で旅行に来たらしい。
「あなたはどこから~」
「日本だよ~」
「だれときたの~」
「一人だよ~」
「これからどこ行くの~」
「このあとエジンバラに飛んで、グラスゴーからドライブでロンドンまでいくよ~」
と言ったら、本当にびっくりしたみたいで、
「あなたはなんて勇敢なの!」
と。
お、おぅ。 イギリス人でもそう思うのか笑
日本で一人で海外行くよ~というと、さみしくない?とか英語話せないから無理だなぁとか、どっちかというと否定的?というかネガティブなワードが返ってくるけど、勇敢なのね!(brave)って言われると、素直にうれしいというか誇らしいというか。
言葉選びって大事だなぁって、異国の地の思ったのであります。
顔が私の半分くらいしかない女優さんなみの美人さんに、キスしかねないくらいの距離で話していたので、同性とはいえかなりドギマギ笑
ビールのラベル?がかわいい。どんなビールがあるのか見てるだけでも楽しいね。

そうそう、「何飲んでるの?」と聞かれたので、「アップルサイダーだよ~ビール飲めないんだ!」って言ったら
「あなた何言ってるの!アップルサイダーってお酒よ!」
「この後ドライブ旅があるんだから、頼むときにちゃんとアルコール入ってるか確認するのよ!飲酒運転になったら大変よ!」
「でも、一杯くらいならいいけどね。」と破壊力絶大のウインク笑
あ~お酒だったんだ~あ~シードルってことか~(^^;;
美人さんは、ビール飲めないのよ=アルコール飲めない、と思ったみたいだけど、いや酒はのめるんっすよ。何ならウィスキーとかスピリッツ大好きなんすよ。
アルコール度数が低いので、お酒だと気が付かず、言葉そのまま「アップルサイダー」だと思っていた、というオチでございました(^^
しばらくすると、ライブタイム!今日の演者さんはMick Morrisさん。
最初はアイリッシュなカントリーミュージックだったんだけど

中盤からはポピュラーな曲のオンパレードで、お客さんと一緒に大合唱!
その様子をおすそ分け。ライブ好き、洋楽好き、お酒好き、にはたまらない時間でした!
※パブによっては、クラブか~って思うくらいのガンガンのロック演奏のお店もあったので、選曲が好みに合うか合わないかは行ってみてのお楽しみかもです。
楽しかったなぁと余韻に浸りながら寄り道しながらホテルにもどる21時前。

ようやく日没。4月だけどすでにかなり日が長い~

アーティスティックな路地。

夜はこれから。夜中2時頃まで音楽は止まらない~

みんなこれから飲みに行くんだろうな(^^

ホテル前のこのバーの雰囲気がとっても素敵だったなぁ。再訪の際は訪れたい場所のひとつ。

すごい一画だったな、テンプルバー。楽しいところだった(^^

泊まるにはかなり騒がしいエリアなのでご注意!
今宵も熟睡できるとは思えない・・・笑
エジンバラ
眠い・・・。やはり熟睡はできず(^^
ダブリンを去る去る日がやってきてしまった・・・
Tescoで仕入れた食材で朝ごはんをすませバスで空港に向かいます~

空港行のバスはホテルからすぐ。出発時間10分前くらいから待機。
空港から市内に来たときは、往復割引があるとも知らずに片道のチケットを買ってしまったのが悔やまれる・・・

やってきましたダブリン空港!

ここまできてウィスキーを飲まなかった私ってばかばかばかー!
次回は必ず飲み歩くことを誓います!

初エアリンガスでエジンバラへ。

お、おうっ。歩いていくスタイルなのね、ここの沖止めは。
カンボジアの空港以来かも。


そしてあっという間のフライト。(爆睡だったもので・・・)
エジンバラ到着!
エジンバラも沖止め。入国審査もなしで便利だけどちょっと素っ気ない笑
ここからポンドに頭を切り替えていかないと。ざっくり1ポンド=200円計算。
5.5ポンドのバスで市内へ向かいます。、

うわぁぁぁぁ。ここはまた石の色が違うんだぁ!

わあぁぁぁ!エジンバラ城だぁぁぁぁ!

曇り空なのが残念だけど、いやこれがスコットランドらしいといえばそうなのか?
まさか、桜?桃?とエジンバラ城の構図がみられるとは思わなかったわ(^^
めっちゃドキドキする。

バスからこの興奮を抑えるのに一苦労(^^;;
どんどんエジンバラの街並みが見えてくるにしたがって泣きそうになってた。
やってきたぞーーーー。
どんな街なのかな。とーっても楽しみ♪

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