どちらの鍾乳洞へ行こう?
昨日悩んだのです。ポストイナ鍾乳洞にいくか、シュコツィヤン鍾乳洞にいくか。
シュコツィアン洞窟群は世界遺産ですし、なんといってもカルストの語源にもなっているんですもの、当初はシュコツィヤン鍾乳洞に行くつもりでした。
この地方は「カルスト地形」研究史上、世界的に最も知られた場所で、カルストの語源にもなっている。
カルストという語は、スロベニアのクラス地方(岩石を意味する古代の地方名Carusadus、Carsusに由来)に語源がある。この地方には中生代白亜紀から新生代第三紀初頭にかけて堆積した石灰岩が厚く分布し、溶食による地形が広く見られるが、地政的にスロベニア語でKras、ドイツ語でKarst、イタリア語ではCarsoと呼ばれてきた。とくに1893年のJ. ツィーチによるドイツ語論文「Das Karstphänomen」によって、同種の地形を表す呼び名として「カルスト」がヨーロッパで広く使われるようになり、世界的に定着した[1]。
私は全然地質には詳しくないのですが、カルスト地形は私の萌えスポットをついてくるんです。
WEBの写真を見るだけで萌え萌え・・・
だけど・・・とっても歩くらしいorz
口コミを読み漁ってみると、足の悪い人はやめたほうがいいとのコメントもありました。旅の終盤で疲れがたまってきておりシュコツィヤンを歩ききる自信がなかったので、トロッコ列車も使って観光できる ポストイナ鍾乳洞に行き先変更!
ポストイナは全長約27㎞ヨーロッパ最大の大きさを誇る鍾乳洞なので、見ごたえたっぷりのはず。
ソチャ川沿いのドライブ
というわけでポストイナへ。まずは約110㎞のドライブです。
ソチャ川を下るように車をすすめていきます。
第一次世界大戦の時に爆破されたソルカン橋とか、石橋のある小さな村カナルとか、山間の小さな集落とか一般道沿いには素敵な景色が次々に広がっていて・・
うわー、きゃー!
なんて景色を楽しむようにゆっくり運転・・・できません💦
ここはイタリアが近いからか、すんごいスポーツカーが後ろからすんごいスピードで迫ってくるので高速道路よりも緊張の連続でした。
道路脇のお花畑が愛おしすぎる・・(> <
ポストイナ鍾乳洞
ポストイナ到着!
花があふれていて素敵なエントランスです。
チケットが売り切れてしまうこともあると聞いたので、今回はオンラインでチケットを購入していきました。
私はこの鍾乳洞だけの観光だったので28ユーロのチケットを買いましたが、近くにある洞窟のお城、プレッドヤマ城とのコンビチケットなどもあります。
なんと日本語サイトもありました!
Postojna Cave » Park Postojnska jama
車なら洞窟城も行けばよかったよね~、旅後半、ちょっと予定詰め込みすぎちゃった。
鍾乳洞は山の中。外はレストランやお土産屋さんがならんでいます。
もちろん外は夏の気候ですが、鍾乳洞の中は寒いということで上着持参。
ここは最初2kmほどトロッコ電車に乗って移動、その後1.8kmほど歩いて鑑賞、そしてまたトロッコ電車に乗って入口に戻ります。
こちらに見えますのが、~~の間で~みたいな、アナウンスの中、ゆっくりトロッコ電車にのって鑑賞するのかな・・・と思いきや・・・
すんごいスピードなんですけど!
タイムワープ!
トロッコ列車を降りると、ガイドさんがところどころで説明をしてくれながら進んでいきます。
なかなか写真ではわからないけれど、思わず声をあげてしまうほどの広さです。
鍾乳洞の赤ちゃん。
つながった!どれだけの幾年月がかかったんだろう・・・
鍾乳洞の感動って、あまり写真では伝えられない・・・なんと説明してよいのか、うまく言葉が見つかりません。
帰りもトロッコに乗って現世に戻ります。
あぁ、外は暑い💦
私的には滑りやすい鍾乳洞内を歩いたのと、ガイドツアーの移動、説明、停止の繰り返しで結構疲れてしまいました。
シュコツィヤンもガイドツアーでまわるらしいので、今となっても歩ききれるか自信はないけど、やっぱり恋焦がれたシュコツィヤンに行きたかったな・・
というのが率直な感想💦
ポストイナはもちろんすごかったのだけど、やっぱり訪ねるところにはトキメキがないとだめだと再認識しました。
あ!でも興味なかったけど行ってみたらトキメキ発見!ってケースもあるか!
となると、ますます行き先選定って難しい(^^;;
お土産物屋さんでトリュフオイルを大量購入✨
スロヴェニア、クロアチアにまたがるイストゥラ半島はトリュフの産地なんですよね~
今回の旅でもトリュフオイル買えるといいなと思っていたら、ここポストイナで買えました💕
お勧めは、刻んだトリュフがオイルに浸かっている商品。オイルがなくなっても、オイルを足せば2-3回はトリュフの香りが楽しめるらしい!
さぁ、この後は海沿いの街ピランへまいります!