うきまいる

うきたん マイルを貯めて いろんなところに参ります♬

ブダペスト&スロヴェニア周遊21 - ユリアンアルプスの峠越えは絶景の連続!

これまでの旅の様子はこちらからどうぞ♪

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ヴィントガル渓谷を出て目指すはコバリド。でもその前に私がどうしても見たかった景色とは!

 

クランスカ・ゴーラ

というものの・・・運転しているのでなかなか写真とれませんの(> <

ようやく車を停められて写真をぱしゃり。 

真ん中の道路標識はさっぴいても、この美しさはため息しかでません。

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スロヴェニアの道路脇にはお花畑が広がっているところが多かったなぁ。

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だんだん迫ってくる真っ白な荒々しい山並みに、もうドキドキが止まらない!

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高速道路を降りてクランスカゴーラへ。この町から峠越えするため山に入ります。

 

クランスカゴーラはオーストリア、イタリア国境地域の街で、スキー、登山などの拠点の街。アルペンスキーのワールドカップでも有名な街なんですって。

私が訪れた7月初旬は、自転車でツーリングしている人たち、登山している人たち、キャンプしている人たちがいらっしゃるものの、ハイシーズンじゃないのかなぁ、混んでる印象は全然なし。

見ごたえはアルプス観光のメッカには及ばないものの、静寂を求めるならユリアンアルプスはいい選択なのかも。 物価も安めだし✨

 

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クランスカゴーラ少し手前に、車を停められる場所があったので駐車して歩いてみることに✨ 

 

ドキドキでもう心臓きゅーーーってしてます。

壁ドン3秒前。

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壁ドン2秒前。

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壁ドン1秒前。

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あかん。涙でるっ。

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日本で言うなら上高地? 行ったことないけど(;・∀・)

いやいやこの切り立ち具合、ほぼ緑のない真っ白な山・・・

私の何が反応するのかわからないけど、こういう峰をみると心臓の音が聞こえるくらいドキドキするの・・・なんでだろう?

 

 

おちつけ、私。入口からこんなんんじゃ峠越えできません。はぁはぁ・・

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ずっとこの景色見ていたい・・・・ほぅ

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ヤスナ湖

息を整えてグランスカ・ゴーラから南下します。

南下しはじめてすぐにヤスナ湖があります。綺麗な湖とのことでちょっと寄り道。

 

ヤスナ湖のシンボルはアイベックス。

アイベックスってヤギなんですね。主にこのアルプス山脈に生息しているみたい。

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あんな岩だらけの山で生活してるなんてすごい!って思ったけど、

こんなダムでも歩けるなら岩山なんて朝めし前って感じですね。身体能力の高さ分けてほしい(> <

 

あぁ・・・美しい。

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川の色もすごいけど、一面真っ白な細かい石なのが印象的。

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ロシア礼拝堂

グランスカ・ゴーラからの山道はそれはそれは絶景の連続ですが、それはきっと道路の建設には相当苦労したはず。

ヴルシッチ峠には小さな礼拝堂があります。

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第一世界大戦初期、この地を支配していたオーストリア軍はイゾンツォ戦線への補給ルートを敷設するべく、10,000人以上のロシア兵捕虜を使ってグランスカ・ゴーラからトレンタまでの峠越えの道路を建設しました。

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※ただいまピンクの道を走行中

 

しかし、1916年3月大規模な雪崩により100人以上のロシア兵捕虜とオーストリア軍兵士が亡くなりました。

 

亡くなったロシア兵捕虜を慰霊するために、生き残ったロシア兵捕虜がたてたのが峠にひっそりと建つこの礼拝堂です。(1917年)

 

イゾンツォ戦線とはスロベニア西部からイタリア北東部にかけて流れるイゾンツォ川周辺での12回にわたる戦いで、その最後の12回目の戦いがカポレットの戦いと呼ばれていてヘミングウェイの「武器よさらば」の背景となっています。

そしてこれから行くコバリドこそが、そのカポレットなんです。

カポレットはイタリア名、コバリドがスロベニア名。

イゾンツォ川はイタリア名、ソチャ川がスロベニア名。

同じ川、街なのに、2つの呼び名があるって不思議な感じ。

 

 

こんなところで冬場に道路敷設だなんて、寒さもさることながら雪崩が起こってもおかしくないですね(> <

 

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昼食はシュニッツェル

しばらく山道を登ると、山小屋Planinsko društvo Kranska Gora発見!

お茶でもしようかなと立ち寄らせてもらいました。

宿泊施設もあるみたい。

ここの駐車場からの景色が本当にすばらしい!ちょうど晴れ間も広がって神々しい!

私は天国にきてしまったのでしょうか・・・

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テラス席から猛々しい峰をみながら・・・

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俗世に戻って、かんぱーいヾ(*´∀`*)ノ ここでもやっぱりシュエップス。もはや旅の友。

こんな景色をみながら一息つけるなんてこの上ない幸せ。

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すっかりお腹も空いたので、シュニッツェルをオーダー。

とっても美味しい✨ 

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でもさすがにポテトが多すぎで(^^;;  容器に入れてもらって持ち帰りました。

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いよいよ峠越え

山のお天気は変わりやすい。山小屋では晴れ間ものぞいていたけど車をすすめてくと暗雲が・・・

これがすかっとした青空だったらどれだけ美しいかっただろうかと思わずにはいられないけど、雨女の私だから曇りでも御の字。

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積まれた多くの石はやはり慰霊の意味があるのかしら。

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緑とのコンストラストが美しい~

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そして峠からの壮大な眺め。

道を作ってくださってすべての方々へ感謝したい、ありがとうございます。

私はとても感動しています!

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ここまでずっと上りだったのもあってガソリン残量がぐんぐん減っていて不安を覚えるほどだったのだけど、これでやっと下りになるから安心。

 

この峠越えは絶景の連続で感動しっぱなしだったなぁ。最初は遠くにあるのに、車をすすめていくとどんどん峰々が迫ってくるこの興奮!

高速道路もこの峠道もとても走りやすいので、ドライブをおすすめしたいです。

 

 

この後山道を下りきったあたりでバケツをひっくりかえしたような大雨にあってしまって景色を見る余裕はなかったのだけど無事コバリドに到着。

私が見たかったコバリドの景色とは! 次回こうご期待! 

 


旅の続きはこちらからどうぞ♬